『図面』ひとつひとつに想いを込めて
鈴木 麻衣子
あいホーム設計部
『想い』を、『図面』として表現する仕事
あいホームの設計担当として、住まいに対するお客様の『想い』を、『図面』として表現する仕事をしています。
建物を完成させるためにはたくさんの図面が必要なんですね。
法律的な面や、安全性を考慮するのはもちろんなのですが、ただつくるだけではなく、その『図面』ひとつひとつに想いを込めてつくることが私のこだわりです。
たとえば「電気図」という図面があります。
照明をはじめ、コンセントやスイッチ、カラーモニターホンなどの位置を決めるのですが、一般的な配置は決まっていても、コンセントとスイッチについては特に迷うことも。
そこで、この家でお客様がどんな風に生活するのか…頭の中でシミュレーションしてみるのです。
まずは家具を配置し、生活スタート!
「ただいまー」と帰ってきて、玄関のドアを開ける。
(おっとその前に、外は真っ暗なはずだから、玄関ポーチの照明は人感センサー付きがいいな…)
薄暗い中、玄関の照明のスイッチに手を伸ばす。
(なるべく玄関ドア近くがいいけれど、逆にお出迎えするときのことも考えるとここかな。)
リビングで家族団らんした後、2階に上がるときは…。
お客様の生活様式を仮定して、配置を決めています。難しいプランだと数時間悩みっぱなしになることも(笑)
もちろん最終決定はお施主様なのですが、ご家族のための想いを持ってご提案できるよう常に心がけています。
憧れだった仕事をしているのは本当に幸せなこと
小さな頃から住宅が好きで、チラシの間取りを集めたり、展示場を見学したりしていました。
趣味が高じて大学では空間デザインコースを専攻。
建築やデザインについて幅広く学ぶうちに、ぼんやりとしていた建築への想いが「住宅の設計をしたい!!」という強い想いに変わりました。
卒業後、縁があり、入社したのが『あいホーム』です。
こうして毎日憧れだった「住宅の設計」をしている自分が、たまに信じられませんが、本当に幸せなことだと思っています。
私の信条は『人生楽しく』。
お施主様をはじめ、社員みんなが『人生楽しく』なれるといいなという想いで、これからも精進していきたいと思います。