雨の印象が強かった7月。
宮城県内では
大崎市・松島町・美里町などで
雨による被害が発生しました。
特に、
大雨による被害が出た7月16日は
怖い思いをした方が
多かったのではないでしょうか?
あいホームは
大雨による被害が予想されたので
早朝6時に緊急体制に切り替えました。
お客様からの窓口を明確にし
朝にホームページに掲載。
問い合わせ内容を全社員で共有し
リアルタイムで全員が
状況を把握できるようにしました。
緊急体制への切替えは
ITの力を使って一瞬です。
その当日は、
20件ほどの問い合わせがありました。
・雨水マスのフタが流れてしまった
・給湯器エラーでお湯が出ない
・床下浸水があった
・キッチンあたりのブレーカーが落ちた
・浄化槽と側溝が冠水でトイレが流れない
など
被害が出てるエリアは限定されており
また被害の内容も明確になっていたので
対応スピードを上げたい一心でした。
災害対策には、2つ意味があります。
1つは、お客様の住宅を守る。
あいホームの家に住んでるお客様の
困り事への対策です。
そして、もう一つは、普段のメイン業務です。
あいホームの仕事が災害で
止まらないようにする。
大雨や地震が起こったときのように、
想定される最悪の事態にも
普段から備えておくことが必要です。
・電気が止まっても大丈夫か?
・大事なパソコンは濡れて壊れても大丈夫か?
・書類が流れてもデータ化されているか?
・会社に行かなくても仕事できるか?
・外からでも会社の状況を確認できるか?
電気の供給がストップしても
一時的は同じように業務ができるように
日ごろから準備しておくべきです。
「これ」を止められたら
困るものは何でしょうか?
ほとんどの方にとって
電話が止まったら
インターネットが止まったら
仕事がストップするのではないでしょうか?
あいホームの大きな災害対策は
1人1台iPhoneです。
通信障害が起きなければ
社員全員とリアルタイムで
コミニケーションが取れます。
電話よりも
LINEでのコミュニケーションを
主としておりますので
一瞬で連絡事項の共有が可能です。
各エリアの状況を写真や動画で集めたり
普段の仕事でもフル活用してますが
緊急時こそ重宝します。
様々なITツール活用は
緊急時も使えるものでなければ
緊急時に使いこなせません。
LINEのやり取りはなんと1日に1500回以上!
社員同士が密なやりとりをしております。
今以上にITは活用していきます。
まだまだ使いこなせると考えていて
今挑戦しているのは「自動化」です。
私たちが扱う重要なデータの中で
「建築中の現場写真」があります。
職人さん一人一人が現場で撮影した写真が
施工管理アプリに
自動で集約される仕組みです。
住み始めた後でも
建築した時の状況を確認できるので
超重要データです。
ところが、
データの保管容量に上限があるので、
わざわざアプリから別な保管場所に
データを移し変えなくてはいけません。
そうでないと
建築中の大事な写真が消えてしまいます。
そこで、
毎回毎回データを移し変えたり
削除しなくてもいいように、
アプリとクラウドを連携させて
自動的に写真データを移動させたり
アプリの保管場所を自動でスッキリさせる
というシステムを開発してます。
お客様には見えるところでは無いのですが
あいホーム社員の時間を
お客様に1秒でも多く向けれるように、
どんどんITに任せていきます。
あいホームにとって
時間をかけた方が良い事は
「お客様対応の時間」と「社員間の会話」です。
8月は、これからの「進むべき方向性」について
全社員で議論し合う機会を設けております。
こういう時間を作れるのも
IT活用で時間を生み出してるからができること。
進化するには
新しいことにチャレンジし続ける時間も
適度に必要です。
その時間を捻出するためにも、
ITへの投資は惜しまず続けていきます。
もうすぐ秋です。
夏を乗り切りましょう!
あいホーム代表取締役
伊藤 謙