みなさんこんにちは!
あいホームエクステリア設計担当の菅井です!
今日まで何度か折々のことばの一文を紹介しながら
その感想を書くというブログを続けてきました。
今回は、その折々のことばを書かれている哲学者の鷲田清一さんの
寄稿をご紹介します。
以下はその一文です。
「折々のことば」は、小さな枠のなかで、水を撒くようにことばのかけらを撒く。文脈をていねいにつける紙幅がなく、人によって相反する受け止め方もされよう。ただ、「あれっ?」とひっかかるところを大事にしている。
一瞬意味のつかめないような表現や逆説、言外に含みやときに毒のあるもの。
それらがフックとなってつぎの思考が始まればいい。
朝日新聞朝刊 2022年9月16日(金)刊行
【感想】
上記の記事は、鷲田さんが折々のことばの掲載2500回を迎えるにあたってのものでした。私は折々のことばを毎朝読んでいるのですが、良くも悪くもその日読んだ記事に対して、自分の中で「違和感」を感じるときがあります。
それは、少しの言葉の言い回しかもしれませんし、鷲田さんの仰る自分の考え・価値観とは相反する考え方なのかもしれません。
どちらにせよ、日常生活では中々味わえない気付きを得ることができる貴重な機会であることが、今回の記事を読んでより顕著になりました。
それと同時に、自分の中の「違和感」を無暗にかき消すことなく尊重するべき大事さにも気づけたような気がしました。