こんにちは!
あいホームの菅井です!
今回も、朝日新聞朝刊より、折々のことばを紹介します。
そこに私の希望がありました。
昇進の労を必要としない女の身分に満足したのです。
石垣 りん
【感想】
今でこそ、女性の社会進出は支持派が圧倒的になりましたが、1900年代の初頭は今では考えられないほどに女性差別が正当化されていたのだと思います。
「忠義」=真心を尽くして仕えること
ということで、前向きな意味で使われることが多いと思います。
しかし、今回の文章からは、忠義より「自分」を優先した結果、そこに希望があった(自分の心を売り渡さないで済んだ)という結果が出てきたとのこと。
今の言葉で言う、アイデンティティの重要性を考えさせられる一文でした。