こんにちは!
あいホームの菅井です。
今回も、心に響いた折々のことばを紹介します。
「頭が切れたり、器用な人より、ちょっと鈍感で誠実な人の方がよろしですな」
西岡常一
解説には、以下のように書いてあります。
器用な人は苦もなく先に進んでゆけるので、
往々にして「本当のものをつかまないうちに」作業を終えてしまう。
反対に不器用な人は「とことんやらないと得心ができない」から
要所を疎かにせずに熟達する
とても考えさせられる一文でした。
個人的な感想ですが、器用な人はある種「自分の感覚」を元に
物事を進めることが多いのではないか、と思います。
自分が起こした行動に対して、「理由」を言語化する際に感覚は
妨げになってしまうのでないかと考えるからです。
今回の折々のことばは、決して器用ではない私を
どこか肯定してくれる気がしました。
今回も、素敵な文章に出会うことができました。
引用元:朝日新聞 4/10 朝刊