みなさん、こんにちは!
今回は、11月9日にリニューアルオープンを控えた水族館前店について書いてみます。
うみの杜水族館や三井アウトレットパークの近くで、特に若い世代に人気の場所です。このエリアに立ち寄れば、日常を忘れさせてくれる楽しい時間が待っています。リニューアルする水族館前店も、そんな特別なひとときをより彩れる空間を目指しています。
人気のエリアと書いておきながら、実はコロナ禍の間、ずっと店をクローズしていました。予約がある時だけ対応し、あいホームのメンバーも常駐はしていませんでした。やっとこの場所を新たな息吹で満たし、再びお客様と笑顔を共有できることが、心から嬉しいです!
僕が2020年に経営者になった時、宮城県内に10店舗ありました。ただ、店舗に対して十分な組織体制を作れず、メンバーが分散するよりも人員を集中させて体制を整えてから再オープンしようと考えていました。この決断には覚悟が必要でしたが、ようやく「またあそこへ行きたい!」と思っていただける店作り再会できます!
2016年6月11日。約8年前に水族館前店を立ち上げた最初の店長が僕です。店をクローズする時、そして今回のリニューアルオープンを迎える今、僕の気持ちはいつもと違っています。
ふがいなさ、悔しさ、嬉しさ、ワクワク、楽しみと、心が動きます。思い入れのある店だということなのでしょうね。この場所が再び生き生きとする瞬間に立ち会えることが、何よりも大きな喜びです。
店長に任命した前田河(マエダコ)との出会いも、大きなきっかけとなりました。初めて会って話した時、「やっと水族館前店のリニューアルオープンができる!」と思えた記憶があります。彼と共に、新しい水族館前店に新たな物語が始まるのを楽しみにしています。
それを支える山口、瀬戸、佐々木の伸びしろにもワクワクしています。ゼロから店を出すよりも、リニューアルオープンの方が難しいと言われていますが、この数年のクローズ期間がプラスになると思います。お休み期間があったおかげで、過去に縛られず、まったく新しい水族館前店を作ってくれるはずです。
水族館前店が2016年にオープンした時、店の最も重要な役割は「あいホームの新たな柱として、超高性能な住宅(ZEH)を提供する」ことでした。現在の「極ZEHの家」がその役割を果たしています。時代が移り変わっても、お客様に安心と満足を提供する姿勢は変わりません。
その当時は、住宅の性能を極限まで高めれば、購入したい人がたくさんいると信じていました。僕自身が何人ものお客様に高性能な住宅をご提供し、住み始めてからたくさんの喜びの声をいただきました。
しかし、時代は変わり、今では高性能なことは特別なことではなく、当たり前になりました。「地震に強いです! 夏は涼しく、冬は暖かいです!」これだけではお客様の心に響きません。
また、ショールームのあり方も見直しました。以前は、住宅の材料をたくさん見られる場所としていましたが、今では「見に来るだけで心が踊る」空間を目指しています。こんな素敵な暮らしができたら…と、未来に思いを馳せてもらえる場所にしたいと思っています。
そこで、私たちは2つの大きな方向転換をし、リニューアルしました。
1つ目は、ハコを売ることをやめ、暮らしを提供することです。
モデルハウス内に、家具や雑貨、照明を新たに配置し、見たら心が楽しくなるような空間を作りました。「こんな暮らしがしてみたい!」と感じていただけるよう力を入れています。家を「ハコ」としてではなく、「ハコの中でどんな暮らしができるか」を提案することにしました。
もう1つは、お客様とのコミュニケーションを最も大事にするショールーム空間です。
これまで建築材料を並べていた棚を撤去し、真ん中には子どもたちが遊べるスペースを設けました。できるだけ広い空間にして、安心して住宅について話ができる場を目指しています。来場するだけでほっと一息つける、そんな空間であることを願っています。
11月9日と10日には、リニューアルオープンイベントを開催します。
僕は9日に、「捨てないベンチ」の販売員として参加しますよ。端材からつくった心温まるベンチたちを、ぜひ手にとって感じてみてください。
数に限りがあるので、すぐに売り切れてしまうかもしれませんが、その時はイベントの盛り上げ役として、たくさんの方とお話しできたら嬉しいです!