「100年前は、どんなことを考えて作ったのか」
私の今年の目標に、
「有名建築物を10回見に行く」
というものがあります。
シンプルに、建築についてもっと深く知りたいからです。
興味・関心・好奇心、全部あります。
ただ、現実はそう簡単に行けるものではなく、今だにゼロ回。
有名建築物を見に行くのも、本気でプランしなくては行くことができないです。
そんな時に、築年数100年以上もある「倉庫の改築」を任せていただくことになりました。
何回かに分けて工事を進めるわけですが、本当に興味深いことがたくさんあります。
今現在ある建物は、東日本大震災を経験してます。
ということは、「倒れないだけの理由」が必ずあるのです。
それを学べるチャンス!お金を払ってでも、学びたい!
また、たくさん痛んでいるところも発見します。
そこからは、痛んだ原因が学べます。
それを学べるチャンス!お金を払ってでも、学びたい!
何が悪くて、腐ってしまったのか?
この学びは、新築住宅に活かせることがたくさんありますね。
水平構面の補強(面の強さ)・・・
鉛直荷重の補強(柱の強さ)・・・
屋根軽量化(屋根の重さ)・・・
頭をひねりながら、築100年以上の建物から、たくさんのことを学びました。
しかも、有名建築物を見るだけよりも、多くのことを。
重い瓦屋根を、軽くする工事。
雨漏れしてるところが、なぜ雨漏れしてるのかがわかります。
2度とそのようなことがないように、改善改善♪
30代初のケーキ。
30歳の誕生日を祝ってもらいましたー!