【喜多】梅干し

今回は梅干しの話を書こうって決めてたんです。

子どもの頃、母が毎年でっかい瓶にシソと一緒に漬けた梅干しの味が私にとっての定番でした。





「超すっぱいやつ」です。

ここ最近は昔に比べると「けっこう甘いやつ」が世の中では定番ぽい感じですよね。蜂蜜につけたようなやつ。




「梅干し₌甘い」として育った方もいらっしゃるでしょう。




コンビニおにぎりの梅干しも今はちょっと甘いですもんね、多分。知らんですけど。

ところで、コロナ禍で大活躍だったＰＣＲ検査をするときに、梅干しの写真を見せて唾液を出やすくするんだそうです。

梅干しを食べて「酸っぱい！」と感じ、多めに唾液が分泌される――という経験を何度もしてきたことで、梅干しを見たり想像したりするだけで、つまり梅干しのことを考えただけで唾液が出るようになるんだそうです。

これを梅干しを食べたことのない外国人さんたちに梅干しをいくら見せても、唾液が分泌されるということはないんですって。



甘い梅干ししか経験していない人も分泌しにくいかもしれませんね！？

これがパブロフの犬「条件反射は経験によってもたらされる」というやつで、面白いですよね。

そんな梅干しのことを考えてた最近、お客さまと打合せしていたら、

「喜多さん、はいどうぞおやつ」

と渡されたのがまさに梅干しだったので条件反射的に「エーー！！！」と声がでました。※唾液は出ていません

この平たい個包装のやつは、めっちゃおいしいですよね。今度買おう。



梅干し大好きです。