もう一度信じてお願いします | 宮城県仙台市｜新築・注文住宅・住宅公園

先週末、事件はおきました。。。

事件というのは、実は私たちあいホームが最も大切にしている「CS」に関し、守れていなかったところがあり、その件を現在富谷町内で建築中のO様から厳しくご指摘いただきました。。

そして今週の火曜日に、私と現場監督、そして大工職人の計５人でO様ご自宅にお伺いさせていただき、お詫びをさせていただきました。。。

ちょっとさかのぼりますが、事件の内容について・・・。
実は先週末土曜日夕方6時半も過ぎたあたりで弊社の大工が作業の戸締りをする際、なんとくわえタバコをして作業を行ってしまっている姿を偶然施主様であるO様が発見されました。

その状況を目の当たりにしてO様はすぐさま私の携帯に連絡をされ、厳しく怒りの言葉をおっしゃられました。。

「あいホームさんはCSを特に重要視していると聞いていました。それなのにこのざまはなんなんですか！裏切られました！がっかりです！」と・・・。
O様はOBのT様からのご紹介で、且つ第３者機関にもご相談され弊社の事を評価し、ご契約いただいている経緯がありました。

すぐさま私と現場監督は担当大工に連絡を取り、現場に向かいました。
夜7時半頃から現場に集まった私たち（大工含め計5名）はとにかく状況、事実確認を行い、O様にご連絡をしました。
すぐさまお詫びに伺いたい旨お話いたしましたが、その時もやはりひどく憤慨されていて、訪問も拒否され状況的には最悪な感じになってしまいました。。
その後我々はそのまま現場でいろいろと話し合いを致しました。
というかほぼ一方的に私が大工さん達に思いを話してしまった感じです。。
実は今回O様宅を担当しました大工は青森から来ていただいており、あいホームの仕事は震災後からの担当となっています。

私は今回、どのようにしてO様がご契約に至ったのか、O様はどのようなご家族なのか、あいホームはどの様な話をしてお客様とご契約しているのか、などなど、改めて営業である私の口からあいホームの真髄である「CS」の大切さをくどくどと話をしました。

そして大工さん達はひどく反省し、頭を下げながら・・
「大変迷惑をかけた。申し訳ない。我々は青森に帰ります。。」
と言いました
が、そもそも今回の事件の原因は全て「あいホーム」にあります。
というか私の責任です。。
現場の大工さん達にしっかりとCSの重要性について十分な話が出来ていなかった。
それにつきます。
大工さん達は3人ともとても純朴なやさしい人たちで、正直腕もいいです。
そんな大工さん達ですから、我々がもっとしっかりとCSについて、現場ルールについて話をしていればきっとこのような事はおきなかったはず。。
私も監督も深く深く反省し、大工さん達に逆にお詫びし、これからもあいホームの理念をしっかり理解いただいた上で仕事をしていってもらう事を約束し、その場を離れました。

翌日私はまずご紹介者であるT様にご連絡を入れ、今回の失態についてのご報告と、せっかくご紹介いただいたのにT様の顔に泥を塗ってしまった事を深くお詫び致しました。。
そして再びO様にも電話をし、お詫びも含めいろいろとお話させていただきました。

最初O様はやはり変わらず怒ってらっしゃいましたが、話をしていくにつれ、最後はお詫びに伺う事を了解して下さいました。。

それが今週の火曜日夜7時半でした。
私たちは5人で訪問させていただき、O様に対し改めて謝罪を致しました。
しかしO様は
「今日は忙しい中わざわざ来ていただいてありがとうございました。あれから私もいろいろと考えましたが、ちょっと言いすぎた気もして逆に申し訳なかったと思います。
あの時はとにかく怒りが先行し、伊藤さんにかなり言わせていただきました。
でもその後伊藤さんが、大工さん達はみんな本当にいい人達で、腕もいいです。もう一度信じてこのまま仕事をさせて下さいと訴えてきて、元々伊藤さんを信頼してお願いしてましたから、その伊藤さんが言うのだからもう一度信じようと思います。
これからも宜しくお願いします」
とおっしゃっていただきました。。。。。。
そして問題をおこした大工は本来現場から外す話をいたしましたが、
「もう信じているので外れなくても大丈夫ですよ。どうぞうちの現場をこれからもやってください。青森にも帰らないで下さいね」
と・・・。

お詫びに伺ったその日はO様の暖かい配慮と優しいお言葉であっという間の時間で終了致しました。。。
感謝してもしつくせない、熱い思いが胸からこみ上げてくるのを必死に抑えながら、深々を頭を何度も下げてその場を後にさせていただきました。。

O様、本当に申し訳ありませんでした。
そして、ありがとうございました。<(_ _)>　

住宅業界、我々も例外なく、いろんな事、問題が現場で常に起きています。
当然、いい事ばかりではありません。

今回、また、お客様から救われ、学びました。

弊社の社長は常に「クレームは全員で共有し、二度と同じ問題が起きないように全員で学ぶべきだ」という方針を打ち出しております。

私たち社員一同はもとより、現場で協力いただいている職人さん達全員、そして協力業者さん達みなさんにも我々あいホームの「CS」について改めて再認識をお願いし、再び同じ過ちを犯さぬよう、これからも精進していきたいと思います。

O様、本当にありがとうございました。
これからもどうか宜しくお願い致します<(_ _)>　