伊藤 謙
代表取締役 社長

伊藤 謙

(いとう けん)

宮城県加美郡加美町

磨こう、ローカル!

みなさん、こんにちは!

最近、「ローカル」「インバウンド」という言葉を改めて考えてます

森と田んぼと一本道。完璧!これをイタリア人に見せたい!

なんとなく使っていたけれど、この2つの言葉は、家づくりや地域の未来にとって、ものすご〜く重要なキーワードです

「ローカル」という言葉は、単に“地方”や“田舎”という意味ではありません

その土地の気候、風土、食、文化、つながり、仕事、暮らし方…

つまり

「そこにしかないもの」

「その土地で生まれた価値」

すべてを含んだ言葉です

青葉城跡からの仙台。城からの眺めをフランス人に見せたい!

一方、「インバウンド」とは、

「海外から日本に訪れる人々」

「その経済効果のこと」

を指します

でも、ただの訪日観光や消費ではなく、

「外からの目で地元を見直すきっかけ」

になる存在だとも思っています

海外の方のSNSで、東北の田園風景や木の家、地元食材を使ったシンプルな食事が“美しい”と書かれてるのをみます

私たちが日常だと思っている風景や暮らしが、外から見るとものすごく魅力的に映っている

これはすごく大切なことだと思うんです

「ローカルなくして、インバウンドは成り立たない」

これは僕の持論です

ローカルを磨くこと。それは、そこに暮らす人がその土地を大事にすることではないでしょうか?

外向きに何か“映え”をつくる前に、自分たちの当たり前を深く見つめ直す

そうすることで、本当に伝えたい価値が自然と外にも届いていく気がしています

先日、宮城県の丸森町の町長とお話する機会がありました

山で育ち、農業もされながら暮らしている保科郷雄町長。山のような優しさ!

町の7割が森林という豊かな自然環境の中で、森をどう活かし、どう次世代へつないでいくか?

そんな話を真剣にされていて、とても印象に残りました

「森は背景ではなく、暮らしの一部」

家づくりにも通じる考え方ですね〜

実際、僕たちあいホームでは、注文住宅を建てることはもちろんですが、最近では一棟貸しの素泊まり宿を地域に展開しようとしてます

たとえば、鹽竈神社のふもとにある1組限定の宿や、石巻で釣りやサーフィンのあとに泊まれるヴィラなど

そこでは、

「この地域に住むように泊まってほしい」

という思いで、設計や空間づくりをしています

なぜなら、“暮らし”こそが最大の観光資源だと思うからです

女川の海。海も山も川も田も、全て資源。世界中の人に見せたい!!

日本人にとっては普通の間取りや素材、日々のリズムが、海外の方にとっては新鮮で豊かな体験になる

それを用意するには、

「どんな暮らしが、この土地らしいか?」

を徹底的に考える必要があります

これはまさに、家を建てるときと同じ目線です

逆に言えば、インバウンドの視点に触れることで、ローカルの良さに自分たちが気づけることも多いんです

僕たちが手がけるのは“ハコ”ではなく“暮らし”

そしてその暮らしは、地域との関係性の中でこそ育っていくものです

これからますます、日本、そして東北は、外から人が訪れる時代になりますよ

小野田(加美町)を一望できるスポット!空気が美味しすぎる!

だからこそ、地元の人が地元を好きでいられるような、誇れる風景や暮らしを整えていきたい!

住む人にとっても、訪れる人にとっても、心地よくて美しいローカルを、つくっていきたいですね〜

これこそ、最高のホームをつくろう、です

今度、僕の大好きな東北の“あるローカル食”を紹介してみたいと思います

お楽しみに!

あ、あと、また見てほしいブログありまして。

本店・山本のこのねこバーガーのあとに、本店・門馬のまんじゅう猫をみてほしいです!


いつのまにか、自分がねこ好きになってる!笑

ハーフマラソンを走ってる途中で、ねこを抱っこして応援してる方いまして、それで元気でて速く走れました。ねこブログ、大好きです!