みなさん、こんにちは!
最近、「ローカル」と「インバウンド」という言葉を改めて考えてます

なんとなく使っていたけれど、この2つの言葉は、家づくりや地域の未来にとって、ものすご〜く重要なキーワードです
「ローカル」という言葉は、単に“地方”や“田舎”という意味ではありません
その土地の気候、風土、食、文化、つながり、仕事、暮らし方…
つまり
「そこにしかないもの」
「その土地で生まれた価値」
すべてを含んだ言葉です

一方、「インバウンド」とは、
「海外から日本に訪れる人々」
「その経済効果のこと」
を指します
でも、ただの訪日観光や消費ではなく、
「外からの目で地元を見直すきっかけ」
になる存在だとも思っています
海外の方のSNSで、東北の田園風景や木の家、地元食材を使ったシンプルな食事が“美しい”と書かれてるのをみます
私たちが日常だと思っている風景や暮らしが、外から見るとものすごく魅力的に映っている
これはすごく大切なことだと思うんです
「ローカルなくして、インバウンドは成り立たない」
これは僕の持論です
ローカルを磨くこと。それは、そこに暮らす人がその土地を大事にすることではないでしょうか?
外向きに何か“映え”をつくる前に、自分たちの当たり前を深く見つめ直す
そうすることで、本当に伝えたい価値が自然と外にも届いていく気がしています
先日、宮城県の丸森町の町長とお話する機会がありました

町の7割が森林という豊かな自然環境の中で、森をどう活かし、どう次世代へつないでいくか?
そんな話を真剣にされていて、とても印象に残りました
「森は背景ではなく、暮らしの一部」
家づくりにも通じる考え方ですね〜
実際、僕たちあいホームでは、注文住宅を建てることはもちろんですが、最近では一棟貸しの素泊まり宿を地域に展開しようとしてます
たとえば、鹽竈神社のふもとにある1組限定の宿や、石巻で釣りやサーフィンのあとに泊まれるヴィラなど
そこでは、
「この地域に住むように泊まってほしい」
という思いで、設計や空間づくりをしています
なぜなら、“暮らし”こそが最大の観光資源だと思うからです

日本人にとっては普通の間取りや素材、日々のリズムが、海外の方にとっては新鮮で豊かな体験になる
それを用意するには、
「どんな暮らしが、この土地らしいか?」
を徹底的に考える必要があります
これはまさに、家を建てるときと同じ目線です
逆に言えば、インバウンドの視点に触れることで、ローカルの良さに自分たちが気づけることも多いんです
僕たちが手がけるのは“ハコ”ではなく“暮らし”
そしてその暮らしは、地域との関係性の中でこそ育っていくものです
これからますます、日本、そして東北は、外から人が訪れる時代になりますよ

だからこそ、地元の人が地元を好きでいられるような、誇れる風景や暮らしを整えていきたい!
住む人にとっても、訪れる人にとっても、心地よくて美しいローカルを、つくっていきたいですね〜
これこそ、最高のホームをつくろう、です
今度、僕の大好きな東北の“あるローカル食”を紹介してみたいと思います
お楽しみに!
あ、あと、また見てほしいブログありまして。
本店・山本のこのねこバーガーのあとに、本店・門馬のまんじゅう猫をみてほしいです!
いつのまにか、自分がねこ好きになってる!笑
ハーフマラソンを走ってる途中で、ねこを抱っこして応援してる方いまして、それで元気でて速く走れました。ねこブログ、大好きです!