「とにかく早く通報してほしい」
火災というものに、私自身は遭遇したことがありませんが、強く意識する機会がありました。
新社屋に移転して、大きな空間になったため、人が入ることができるキャパも増えました。当然、火災が起きた時に、以前と比べて大きな被害になってしまう可能性があります。
先日、黒川消防署さんの『立入検査』がありました。
本当にたくさん学んだことがあったので、こちらでシェアさせていただきます。
検査されるという立場でしたが、私からすれば絶好のインタビューの機会。
だって、「住宅」をご提供してるんですよ。
・最近の火災の事例は?
・火災が起きる原因で多いのは?
・本当にIHだと火災は起きないのか?
・喫煙スペースはどこに設けるといいか?
・・・など、聞きたいことが満載です。
実際に火災事故があった時に、最前線の現場で戦っている方々からのお話は、大変貴重なものでした。
まず、消火器を見えない状態にしてはダメだと指摘を受けました。
はい、即改善しました。
あとは、指摘ゼロ。
今後の維持管理のことや、火災訓練のことについての説明を受けて終了しました。
インタビューしてた中で一番印象に残っているのが、
「火災の被害が大きくなるケースで多い原因は?」
これは意外にも、
自分で火を消そうとした方。
自分で消火しようとしてしまったご自宅が、大きい火災になってることがあるそうです。
消防車が家の前に来て、消火をする。
これは近所の方に対して、恥ずかしいことかもしれない。
でも、被害を大きくして、迷惑をかけるよりよっぽどマシです。
火災がちょっとでも起きたと思ったら、即通報。
なんにも被害がなく収まったら、それでOK。
どうしても陥りやすい失敗事例から、よい心構えを学びました。