鈴木 翔
本社設計室

鈴木 翔

(すずき しょう)

宮城県

技術の進歩

こんにちは、設計の鈴木です。
今回は技術の進歩について書かせていただきます。

先日、私事ではありますが無事に子どもが産まれ、その出産に立ち会うことができました。
分娩室はスマートフォンは持ち込み不可だったのですが、看護師さんがタブレットを持ち出産の寸前から動画を撮影し我が子が出てくる瞬間から動画を撮っていただくことができました。

1日日曜日に母子ともに退院し、その後妻の実家で療養をさせていただくのですが、産まれて数日ですでに写真フォルダは我が子の写真でいっぱいです。

数か月前に自分の結婚式で使用するための写真を両親に確認したところ、当時は「使い捨てカメラ」で思い出を写真に残していたため、なんとも味のある写真がたくさんでてきました。
撮れる枚数が決まっていて、現像するまで確認ができない写真たちは、ベストな一瞬を切り取ろうとする気概が伝わってくるように感じます。

その時から比べると、スマートフォンで簡単に写真や動画を撮ることができ、祖父母にも簡単に共有することができることを考えると便利な世の中になったのだなと改めて技術者の方々には頭が上がりません。

もちろん、住宅産業においても30年前と比較すると性能が向上し、夏でも冬でも室内の気温がほとんど変わらないような住宅が主流になりつつあります。
ただ、その中でも先ほどの使い捨てカメラのような、古き良き味のある建築というものをこれからも探求していきたいと思うところです。

最後に、思い出したように子どもの写真を載せます。
この写真も子どもが成人するころには「時代を感じるね。」と言われるようになるのかと将来が楽しみです。

それでは、また。